社会人の名刺

名刺はステイタスを示すために持つものではありません。インターネットやSNSの普及により、知らない人同士が合うようになり、名刺というものは仕事以外でも持つようになりました。またPCやワープロの普及に伴い、印刷物を自分で作成できるようになると、名刺は「働く人の物」だけでなく「個人の物」へと進化してきました。初めに厳しいことを示したのは、社会人になる前、学生時代に名刺を持ってしまうと、社会人(会社人、企業人)としてのツールという意識が薄れてしまうためです。

一個人として持つ名刺は、どんなデザインだろうと、どんなことが示してあろうと、それは個人の自由ですので構いませんし、責任は個人が引き受けるものです。ですが社会人、会社員として働くとなると話はまったく変わってきます。名刺には必ず会社名が記されており、それを配って回るというのは会社の看板を背負っているのと同義になります。個人用と違い、個人用名刺の住所は会社であり、連絡先(電話番号)は会社のものとなります。名刺を持っている人の個人情報ではなく、会社の情報が記されており、その中に所属しているということになります

ビジネスの世界において、他より目立つというのは「売り」になりますが、ある程度の枠(常識)というものが存在します。名刺もその中の一つであり、悪い意味で目立ってはビジネスになりません。ですが個人で制作するとなると、それぞれの業界での枠というのが分かり辛く、専門業者に任せたほうが無難だといえます。