ビジネス社会の常識

名刺例

最初の項に示していますが、個人の名刺と社会人の名刺では大きく違います。
PCの普及に伴い、印刷物はプリントアウトしたものが認められてきており、公的な提出物もサイズが合えばプリントアウトしたものが有効であり、より認められるようになっていますが、名刺だけは別です。

名刺を業者で刷るということは、金額の面も含め、枚数を多く印刷するということです。それだけ印刷するのは、それだけ使うということであり、“ちゃんと”した物だということになります。自分でプリントしたものが必ずしも認められないというのではありませんが、業者印刷に比べると認められにくいというのは事実です。

日本ではビジネス社会において名刺というのは必須アイテムであり、身分証の提示の代わりに使われてきました。業者印刷しかない時代から当たり前のように使われており、プリンターはその後のものですからどうしても業者印刷のほうが認められてしまうのです。プリンター印刷は自由度が高く、個人名刺を印刷するのには向いているのですが、信用度の面や枚数及びコストの面では業者印刷には及びません。そのため社会人、会社人の名刺には業者印刷が常識であり、その習慣は今も続いているのです。

名刺の渡し方についてのマナー

そこで、正しい渡し方について説明します。まず、絶対駄目な渡し方は、財布などから出すことです。特に男性の方は、財布をお尻のポケットに入れている人が多いので、お尻から出されたものを受け取れるかと言うことになります。しっかりと、ケースに入れるようにしましょう。

渡す際は、必ずケースの上におきながら、ケースをオボンの代わりにするように、両手で丁寧に渡しましょう。渡す順番については、お客様の上役の人から渡す様にします。続いて受け取る時は、3つのパターンがあります。

こちらから渡す場合、お客様が先に差し出す場合、自分が渡そうとしたが、お客様が先に渡そうとした場合が考えられます。自分が先に渡そうとした時は、上記の様に丁寧に渡しましょう。

続いて、お客様が先に差し出す場合は、ケースをオボンの代わりにし、両手で丁寧に受け取りましょう。よゆうがあれま何々様宜しくお願い致します。もし、難しい漢字で、読めない時は、大変恐縮ですが、何とお読みすればよろしいでしょうかと訪ねましょう。

次に自分が渡そうとした時にお客様が先に差し出そうとした場合です。その場合は、自分のを、ケースの下にしまい、まずはお客様のを先に受け取りましょう。その後に、申し送れましたが私は、と言うように丁寧に渡しましょう。

その後、席に座って会議や商談をする際は、お客様の名刺を机の自分の手元において、しっかりお客様の名前を覚えましょう。また、複数のお客様とお話する場合は、座っている順番に並べることを心がけてください。